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  1. 新潟市議会 2022-10-03
    令和 4年決算特別委員会第3分科会−10月03日-02号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年決算特別委員会第3分科会−10月03日-02号令和 4年決算特別委員会第3分科会               決算特別委員会第3分科会会議録              令和4年10月3日(10月閉会中)                                     議会第3委員会室 令和4年10月3日    午前10時00分開会              午後 2時51分閉会 〇決算特別委員会第3分科会  1 各課審査   ・消防局   ・北区役所   区民生活課    健康福祉課   ・東区役所   区民生活課    健康福祉課   ・中央区役所  窓口サービス課  健康福祉課   ・江南区役所  区民生活課    健康福祉課   ・秋葉区役所  区民生活課    健康福祉課
      ・南区役所   区民生活課    健康福祉課   ・西区役所   区民生活課    健康福祉課   ・西蒲区役所  区民生活課    健康福祉課 〇出席委員  (委員長)  飯 塚 孝 子  (副委員長) 美の よしゆき  (委員)   佐 藤 豊 美  伊 藤 健太郎  小 野 照 子  小 林 弘 樹         高 橋 聡 子  松 下 和 子  石 附 幸 子  小 泉 仲 之 〇欠席委員  (委員)   佐 藤 耕 一 〇出席説明員   北区区民生活課長      高 橋 光 久   北区健康福祉課長      高 山 裕 美   東区区民生活課長      金 子 博 昭   東区健康福祉課長      星 野   隆   中央区窓口サービス課長   岩 浪 知 子   中央区健康福祉課長     五十嵐 草 子   江南区区民生活課長     浅 間 直 美   江南区健康福祉課長     古 泉 淳 也   秋葉区区民生活課長     高 橋   穣   秋葉区健康福祉課長     相 馬 幸 子   南区区民生活課長      藤 野 政 夫   南区健康福祉課長      佐 藤 正 和   西区区民生活課長      治 田 真 美   西区健康福祉課長      田 中 美友紀   西蒲区区民生活課長     石 崎 和 子   西蒲区健康福祉課長     渡 邉   剛   消防局総務課長       吉 倉 辰 哉   消防局予防課長       佐 藤 幸 拡   消防局警防課長       小 林 雅 博   消防局救急課長       澤 口 義 晃  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    決算特別委員会第3分科会委員長  飯 塚 孝 子 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまから決算特別委員会第3分科会を開会します。(午前10:00)  本日の欠席は佐藤耕一委員ですが、体調不良のため7日まで欠席となります。  ここで、市政記者会、新市政記者会及び議会事務局から、今後の当分科会を通して撮影及び録音したい旨の申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○飯塚孝子 分科会委員長  許可することに決定します。  本日は日程に従い、消防局及び区役所の審査を行います。  ここで、本日及び今後の分科会審査の進め方について申し上げます。先日の決算特別委員会において、副市長から総括説明を受けていますので、分科会においては総括説明を割愛し、各課審査に入ることとします。  また、執行部の説明に当たっては、新しい施策、主な事業について重点的に、事業の成果や反省点なども含めた説明となるようお願いします。  なお、質疑及び答弁については一問一答形式で行うなど、簡潔、明瞭にすることとし、効率的な議事進行に御協力をお願いします。  本日使用する資料は、事前もしくは本日お手元に配付していますので、御確認願います。  初めに、消防局の審査を行います。  総務課長及び警防課長から説明をお願いし、質疑に当たっては内容により各担当課長からも答弁をお願いします。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  消防局所管の令和3年度決算について、1ページ、歳入歳出決算額は、記載のとおりです。  4ページ、歳出、第9款1項消防費、第1目常備消防費は、予算現額90億8,923万4,000円、支出済額89億3,497万5,459円、翌年度繰越額9,780万円、不用額5,645万8,541円、執行率は98.3%でした。  初めに、人件費は、消防局一般職員926名、再任用職員28名、会計年度任用職員2名に係る人件費です。  次に、消防局の運営は、消防施設の維持管理費や光熱水費、消防車両の燃料費や修繕料などの経常的な経費のほか、新型コロナウイルス感染症対応として、救急隊の感染防止資器材の増強や火災用全面マスクの個人配備など、装備の充実を図り、職員の感染リスクの低減に努めました。  次に、市民と協働による救命率の向上、応急手当普及啓発事業は、応急手当講習会における開催規模の縮小や使用資器材の個別利用など、感染防止対策の徹底を図り、1万31人の市民に受講していただき、市民による早期除細動体制の充実を図りました。  次に、救急業務高度化の推進、救急体制充実事業は、高度化する救急業務と増加する救急需要に対応するため、救急救命士2名を養成しました。  次に、常備消防諸経費は、高機能消防指令センター施設維持管理費や新潟県消防防災ヘリコプター運営経費の負担金、救急ステーションに携わる医師に対する負担金などです。 ◎小林雅博 消防局警防課長  続いて、第2目非常備消防費は、予算現額5億4,182万1,000円、支出済額5億2,160万8,715円、不用額2,021万2,285円、執行率は96.3%でした。  初めに、消防団の運営は、消防団員の報酬、旅費、費用弁償、消防車両や器具置場の維持管理費、被服購入費などの経常的な経費を支出したものです。  次に、消防団諸経費は、新潟県市町村総合事務組合及び新潟県消防協会への負担金を支出したものです。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  次に、5ページ、第3目消防施設費は、予算現額11億1,600万円、支出済額7億7,957万9,820円、翌年度繰越額3億2,670万5,000円、不用額971万5,180円、執行率は69.9%でした。  初めに、消防活動体制の充実・強化、消防活動体制整備事業は、水槽付消防ポンプ自動車など3台の更新、消防艇の浄化整備、消防用ホースの更新を行うとともに、消防水利整備事業として、40立方メートル級耐震性防火水槽を2基設置し、装備と施設の充実を図りました。消防署所整備事業は、新型コロナウイルス感染症への対応を強化するため、消防署所の仮眠室個室化工事や空調設備の改修工事などを前倒して整備し、消防活動拠点施設の充実と機能強化を図りました。  次に、救急業務高度化の推進、救急体制充実事業は、高度救命処置用資器材を積載した高規格救急自動車を4台更新し、増加する救急需要への対応を強化しました。  次に、消防団の充実強化・活性化対策の推進は、小型動力ポンプ積載車2台及び小型動力ポンプ2台を更新したほか、器具置場を2棟整備し、活動体制の充実、強化を図りました。  次に、消防施設の整備、消防庁舎の整備は、消防署や出張所庁舎について、必要な補修工事を行い、施設の機能維持を図りました。消火栓負担金は、消火栓の新規設置と既設の消火栓の補修工事など、水道局へ負担金を支出し、消防水利の充実と機能維持を図りました。  続いて、2ページ、歳入、第16款1項1目石油貯蔵施設立地対策等交付金は、石油貯蔵施設の周辺地域における住民の福祉向上を図るため、公共用施設の整備に対して交付されるものであり、石油コンビナート等特別防災区域内の石油貯蔵量に応じて交付されるもので、高規格救急自動車、消防用ホースに充当しました。  次に、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目行政財産使用料は、消防施設の敷地内に設置された電柱などの使用料です。  次に、第2項手数料、第6目消防手数料は、危険物施設検査や危険物貯蔵タンク検査などの手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、新型コロナウイルス感染症対策として実施する事業に対し交付されるもので、救急隊感染防止資器材の整備と消防署所の感染防止対策工事に充当しました。  次に、3ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、消防用地の民間事業者への土地貸付料と消防庁舎内の自動販売機設置に係る建物貸付料です。  次に、第24款1項1目繰越金は、令和2年度から令和3年度に繰越しした記載の3事業の一般財源分を受け入れたものです。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、新潟県消防防災航空隊への派遣職員に係る経費負担金、空港振興・環境整備支援機構からの助成金、高速道路上の救急業務に対する東日本高速道路からの支弁金などです。  次に、第26款1項市債、第7目消防債は、水槽付消防ポンプ自動車や高規格救急自動車など消防車両の整備のほか、消防署所整備事業などに充当しました。  以上が消防局所管の歳入で、予算現額9億794万3,000円に対し、収入済額6億3,763万3,363円、予算現額に対して収入済額は70.2%でした。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小林弘樹 委員  コロナ禍の続く中の救急業務、消防業務、令和3年度も大変お疲れさまでした。消防団の充実強化として様々な取組を進めているとのことですが、令和3年度また直近も含めた消防団員の数と、新たに設けて募集している機能別団員の数の推移を教えてください。 ◎小林雅博 消防局警防課長  まず、消防団員の数ですが、令和3年度は4月1日で5,770名、令和4年度は4月1日で5,311名となっています。機能別団員は現状195名となっています。 ◆小林弘樹 委員  若い人の数も減っていますし、消防団員の数を増やすのはこれからなかなか難しい状況だと思いますが、統合なり、若い人に訴求して入ってもらうなりという活動はどのように取り組んだのか、また今後取り組んでいくのか教えてください。 ◎小林雅博 消防局警防課長  消防団員が減っているということで、若い人から特にかっこいい消防団にというところで、まず家族の理解も必要ですので、いろいろ取り組んできました。今年度の話になってしまいますが、直近で今回、消防団操法大会に代わって、総合訓練を実施しました。訓練の後にちびっ子広場という形で、市民の方にお父さん、お母さんのかっこいい姿を見ていただきたいとお声がけしたところ、1,000人まではいきませんでしたが、大人数の方にお越しいただき、消防団の理解をいただきました。 ◆小林弘樹 委員  きっと消防団に対するイメージが、家族が理解できるように変わっていけるといいのだろうと思います。引き続きの取組に期待しています。  次に、職員数が926名ということで、かねてより女性隊員の増強等にも取り組んでいるとのことですが、現在女性隊員がどのくらいいて、今後どのように増やしていくか教えてください。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  女性消防吏員ですが、昨年度末で18名です。 ◆小林弘樹 委員  隊員数も少しずつ増やしていく計画かと思いますが、今後どのように増やしていくのか、計画、取組等を教えてください。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  女性消防吏員を増やす取組として、まず女性限定の職場説明会を開催して、消防の働きやすい環境、また消防の魅力を丁寧に説明して、少しでも消防に興味を持っていただけるよう取り組んでいきます。また、小学生や中学生の若い年代から消防に興味を持ってもらおうということで、小学生に実施するリトルファイヤースクールに女性消防吏員を派遣して、消防の魅力を伝えたいと思っていますし、中学生に対しても、職場体験等で体験をして、消防に受験していただきたいと思っています。SNSやホームページなどといった広報にも取り組んでいきたいと思います。 ◆高橋聡子 委員  今の小林委員の質疑に関連して、現在18名の女性職員がいらっしゃるということですが、この方たちが継続して仕事を続けていくことも大事だと思います。働きやすい環境ということで、現在働いている方たちにアンケートや意見交換といった何か取組はされているのか、お聞かせください。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  休憩をお願いします。 ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前10:21)                    (休  憩) ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を再開します。(午前10:22) ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  女性消防吏員の働きやすい環境として、まずは消防吏員になって、消防学校に入校しますが、出てきたときにまだ不安があるというところで、アドバイザー制度があり、同性の先輩がついて、相談に乗ったり、指導したりしています。また、活動については、キャリアパス形成支援を実施していますし、自己申告や生活環境を考慮した配置に努めています。また、意見交換会などについては、各種研修への参加や女性消防吏員の意見交換会で、キャリアパスイメージの検討も実施しています。 ◆高橋聡子 委員  今お聞きしたことは、今期力を入れて取り組んだことか、継続して取り組んでいることか、確認させてください。
    ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  継続して実施しています。 ◆松下和子 委員  今の質疑に関連して、女性職員が今18名ということですが、そもそも受験をする方は少ないのでしょうか。この3か年ぐらい、経年で受験者数は分かりますか。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  過去3か年では、大体10名から15名ぐらいの受験者数です。 ◆松下和子 委員  それは、3年以上前よりは増えてきたということでよろしいですか。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  それ以前に比べて、若干減ってはいますが、大体横ばいです。 ◆松下和子 委員  次に、主要施策成果説明書の警戒出動の推移について、警戒出動件数が令和3年非常に多くなっている原因と、警戒出動とは具体的にどのような出動をしているのか、お聞かせいただけますか。 ◎小林雅博 消防局警防課長  警戒出動は多種多様で、自動火災報知設備の発報、交通事故で油が漏れたとき、危険があるかどうか確認しに行くのも警戒出動ですし、最近多い、枯れ草などによるたき火や野焼きのようなことでも通報されれば出ていきます。また、最近台風なども来ますが、その後の電柱のショートなどで危険があるという通報でも、消防は出ていきます。全部警戒出動になります。 ◆松下和子 委員  それが今回非常に増えた原因となるのでしょうか。 ◎小林雅博 消防局警防課長  あくまでも統計上ですが、2月は大雪だったので電柱の火災が多かったと思います。 ◆石附幸子 委員  何点かお聞きします。まず主要施策成果説明書の火災状況の推移について、非常に少なく、政令市の中でも出火率1.6というのは、すばらしい数だと思っています。しかし、高齢者の死亡や負傷が多いので、火災の主な原因と、高齢者への対策をお聞かせください。 ◎佐藤幸拡 消防局予防課長  まず、高齢者を起因とする火災の出火原因の上位は、ストーブ、コンロ、たばこ、灯火という順番になっています。またその対策として、高齢者に分かりやすい火災の原因によるリーフレットをその都度更新して、ホームページ等で確認できるように、高齢者の防火特集ページを開設しました。また、そのリーフレットをより多くの方が確認できるように、福祉部と連携して、在宅の方には地域包括支援センター職員が家庭訪問する際にリーフレットを配布したり、業務の支障にならない範囲で、火災予防のチェックリストをお願いしたりしています。また、市内の配食サービスの協力の下18事業所に、配食する際に火災リーフレットを高齢者の方にお渡しするようにお願いしたり、活動的な高齢者もいますので、市内の自動車学校の高齢者の講習受講者にも、防火のリーフレットを配布したりするなどしています。 ◆石附幸子 委員  決算説明資料5ページ、消防署所整備事業について、新型コロナウイルス対応関連ということで、個室化はほとんど終わっていると思いますが、これを見ると、全て終わっているのか、あるいは空調改修工事で改修したことで、ほぼ個室化したと捉えていいのかお聞かせください。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  仮眠室の個室化については、令和3年度末で、34施設中32施設が既に完了しています。残りの2施設は工事を進めており、今年度には全ての施設が個室化します。 ◆石附幸子 委員  大変期待するところです。消防局としてはこの個室化による職員の働き方の意識の変容を把握していますか。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  やはり仮眠室を個室化することによって、新型コロナウイルス感染症などの対策が万全になり、非常に安心感があると感じています。 ◆石附幸子 委員  それが目的だと思いますが、きっちりと休息を取れるかによって、働き方としてはどのような影響があるか、お聞きしました。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  休憩お願いします。 ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前10:33)                    (休  憩) ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を再開します。(午前10:34) ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  個室化により、一斉仮眠を取ることができ、そこで労務管理がしっかりとできていますし、それによって職員のモチベーションも非常に上がっています。現場からもそういった声を聞いています。 ◆石附幸子 委員  もう一点、主要施策成果説明書の救急活動の推移について、救急出動件数のうち、令和2年、令和3年になって新型コロナウイルス感染症疑いの搬送人数がかなり増えていると思いますが、新型コロナウイルス感染症によって、病院に搬送するのに時間がかかるのか、搬送時間の推移を教えてください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  救急時間と新型コロナウイルス感染症関係の推移ですが、救急出動件数は、令和3年中は3万7,832件で、前年比2,629件、7.5%の増加となっています。新型コロナウイルス感染症に関係する搬送については、疑い例を含めて、前年5,552件だったものが9,962件となり、かなりの上昇があります。現着時間は9.8分で、前年比0.5分の上昇、病院到着は47.6分で、前年比プラス1.8分の上昇となっています。理由は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大ももちろんありますが、まず何より大雪であったことで、凍結、積雪等があり、道路状況が思うようにいかなかった期間が長かったこと、また高齢者からの救急要請等が増えたことなど、新型コロナウイルス感染症との関係とその他の関係が考えられます。 ◆石附幸子 委員  救急車を呼んでから現地に着くまで9.8分ということで、実は自治会のAEDの訓練や防災訓練の際に、消防自動車は6分ぐらいで着きますので、その間みんなで一生懸命蘇生をしてくださいという話がありましたが、やはり9分から10分かかるのですね。これをもう少し早くする状況は、どのようにお考えですか。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  救急時間の短縮は、委員のおっしゃるとおり救急活動の中の非常に重要な部分であると消防も認識していますが、先ほどお話ししたとおり、気象状況や新型コロナウイルス感染など、いろいろな理由があり、なかなか早く着けないのが現状です。しかしながら、コロナ禍前では、8分台で到着した時期もあります。昨年度から出動体制も強化していますので、それを継続して、高齢化などの様子を見ながら、着実に進めていきたいと思っています。 ◆小野照子 委員  主要施策成果説明書113ページに、市民と協働による救命率の向上とありますが、コロナ禍の中でいろいろ工夫し、感染対策をしっかり行って、講習を実施したということで大変お疲れさまです。受講者数も増えてきていますし、協力事業所数がかなり増えていると感じますが、何か工夫した点などがありましたら、お聞かせください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  応急手当の普及啓発とにいがた救命サポーター制度について、数についてはコロナ禍前と比べて少ないですが、皆さんの理解を得ながらこの数字を達成できることは、非常に心強いことです。工夫した点は、機会を捉えた広報をとにかくやったこと、特に関連事業者には普及員もいるので、応急手当の受講者数を増やすように努力してきました。 ◆小野照子 委員  救命サポーター制度を活用した令和3年度の件数はありますか。令和2年度に比べて増えたのか、お聞かせください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  令和3年度の救命サポーター制度の運用件数は13件となります。そのうち、5名の方にAEDパッドが貼られ、除細動は1件、その1件の方は社会復帰に至っています。 ◆小野照子 委員  救命率の向上について、救命率はどのぐらいか教えてください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  目撃ありの心肺停止が120名あり、そのうち13名が社会復帰に至っており、10.8%の救命率となっています。 ◆小野照子 委員  これは上昇したという理解でよろしいでしょうか。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  前年が13%でしたので、やや救命率は下がっていますが、他と比較してもいつも上位を占めていますので、上位のまま何とか維持している現状です。 ◆小泉仲之 委員  先ほどの石附委員の質疑に関連して、一昨年から新型コロナウイルス感染症疑いの患者が急増しており、主要施策成果説明書でもそれらの数字が認められます。また、現着時間はそれほど変わっていませんが、現着から病院到着までの時間が1分少し延びています。コロナ禍社会の中で、受入れ病院へたどり着くまでに、現場の救急車が何か所ぐらい連絡をしなければいけなかったのか。本市ではありませんが、最近、新型コロナウイルス感染症患者である妊婦の受入れ病院がなく、救急車の中で出産をするという事例も報道されています。件数が増えたとか、時間が延びたのではなくて、何が問題だったのか。どのような点が課題として考えられるのか。例えば受入れ病院件数が少ないのか、ベッド数がトータルで少ないのか、現場で1年間救急救命活動を行ってきた中で見えてきた課題と、どのような対応をしなければならないのかについて、総括的にお話ししてもらわないと、今日の意味はないと思いますが、いかがでしょうか。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  昨年の救急病院照会の件数は1.64となり、前年の1.55から少々上昇しましたが、他都市のような行き先が決まらない状況には陥っていない現状です。また、受入れ体制ですが、発熱を主訴とした主に新型コロナウイルス感染症疑いの患者があり、受入れ体制はやや平時と異なっています。通常の医療と新型コロナウイルス感染症と2つやらなければいけないので、なかなか決まりにくいことと、病院内で感染が起きるなどして、日によっては救急外来を閉じてしまう、入院を断るということが続いていることから、平時とは異なっている現状だと分析しています。 ◆小泉仲之 委員  そういう中で、消防の現場の皆さんと受入先の病院や医師会、市の保健衛生部、地域医療の関係も含めて、何が課題なのか、何を改善しなければならないとしたのかといった議論が見えてこないので、改めてお聞かせいただければと思います。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  各部局との連携については、コロナ禍が始まり、県の医療調整本部、本市の保健衛生部地域医療推進課、または医療機関と連携を図り、協力をいただきながら、ある程度担当していただく病院を決め、そこを順次当たるようにしています。このため、大都市のような行き先が決まらないことが少なくなっていると認識しています。 ◆小泉仲之 委員  今の報告を聞いて、非常に心強い、頼もしいと思いました。日頃からの調整が必要だと思います。様々な課題が出てくると思いますので、今後とも引き続き行っていただきたいと思います。  次に、救急体制充実事業について、救急救命士免許取得事業のほかに300万円ぐらい予算を使っていますが、どんな事業を行ったのか教えてください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  救命士の免許取得に加えてAEDの適正管理事業が含まれており、この金額となっています。 ◆小泉仲之 委員  AEDの適正化事業というのがよく分からないので、素人に分かりやすく教えてください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  AED適正管理事業については、消防車に載せているAEDにプラスして、庁舎にあるAEDを順次常に保守点検ができる状態にしている事業です。 ◆小泉仲之 委員  救急救命士免許取得事業は438万円余を使っていますが、今回2名養成ということで、1人当たりにすると200万円余となります。高いのか安いのかを含めて、受講者が何名で、免許を取った人が何名だったのか、またこの2名が入ることによって、全体で消防署の中で何%ぐらいの取得者になったのかお聞かせください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  救急救命士の職員に占める割合は、21.6%となります。 ◆小泉仲之 委員  人数は分かりますか。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  198人です。 ◆小泉仲之 委員  恐らく救急業務に携わる職員で見ると、かなりの率になっていると思います。それはそれでいいと思いますが、今後はどのぐらいまで養成するのか、めどがあるのか教えてください。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  基本的に救急車に救急隊が3名乗車しますが、そのうち2名を救命士にするように養成を図っています。各年5名程度を救命士にする計画で順次養成しています。 ◆小泉仲之 委員  そうすると、全体で何名ぐらい必要になるのですか。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  現在の200名程度で充足しています。 ◆小泉仲之 委員  順次退職者を補充していくのが今後の体制になると理解していいのだろうと思います。  救命士がコロナワクチンの予防接種業務をできることになっており、市としても取組をされたケースがあったと思います。救急士の活動の枠組みを広げたことについて評価しながら、議会の場で報告していただきたかったと思うのですが、改めてそのことについてお聞きします。 ◎澤口義晃 消防局救急課長  昨年度条件つきで、医師、看護師の不足が生じる場合等については、救命士によるワクチン接種が可能となり、31名の救命士がこの職に従事し、7,000名の方にワクチン接種をしました。 ◆小泉仲之 委員  救急現場だけでなく、救急救命士の社会的な役割の増大ということもあるので、ぜひ高く評価して、今後とも取り組んでいただきたいと思います。これは要望ではなくて、しっかりと受け止めていただきたいと思います。  最後に、常備消防諸経費の関係で、たまたま車で走っていた私の前に、どこの消防署のものか分かりませんでしたが、事務連絡用の軽自動車で、見るからにかなり古い車が走っていました。この間消防団のポンプ車の更新を積極的にというお話を一生懸命して、積極的に受け止めていただいて、かなり進展していますが、事務連絡車も2世代前か3世代前ぐらい前のモデルでした。これはそれでいいのかと、そういった常備消防の施設の更新について、車だけではなくパソコン等も、しっかりと更新する必要があると思いますが、その辺りについて、どのような取組予定なのか、改めて確認したいと思います。 ◎小林雅博 消防局警防課長  まず、今入れている連絡車はバンタイプで、後ろに何とか消防署という記載はしていますが、昔のようにでかでかとは書いていないのが現状です。古い車等も数台見受けられますが、順次今レンタルで入替えを進めています。 ◆小泉仲之 委員  職員が使っているコンピューターのアップデートなどについては、きちんとされているのですか。 ◎吉倉辰哉 消防局総務課長  パソコンの更新等については、消防局が単独でやるものではなくて、全庁で更新をかけていくものですので、私たちが古くなったから替えますという体制にはなっていません。 ◆小泉仲之 委員  例えばWi−Fi環境なども全部同じですか。ぜひ点検して、しっかり使い勝手のいいものにしてもらいたいと思っています。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で消防局の審査を終わります。  次に、区役所の審査を行います。  ここで、区役所の審査方法についてお諮りします。本分科会の所管は、区民生活課及び健康福祉課です。なお、中央区については、窓口サービス課及び健康福祉課です。効率的な議事の進行を図るため、区役所ごとに各課長から順次説明をお願いし、質疑についても区役所ごとに一括して行いたいと思いますが、いかがでしょうか。                   (異 議 な し) ○飯塚孝子 分科会委員長  そのように行います。  それでは、初めに北区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  説明に入る前に、事前配付した決算説明資料の一部に誤りがありました。机上配付の資料に差し替えをお願いします。なお、訂正箇所は3ページの第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上の支出済額です。下線で強調しています。  令和3年度新潟市一般会計決算の北区区民生活課分について、説明は主な事業のみとし、金額については読み上げを省略します。  1ページ、令和3年度決算所属別内訳書、北区全体の決算状況として、各課の歳入歳出それぞれの決算額をまとめたものです。  3ページ、歳出、予算現額合計957万5,000円に対して、支出済額合計853万2,648円、不用額合計104万2,352円となり、執行率は89.1%です。不用額の主なものは、第2款1項13目の交通安全対策費で、新型コロナウイルス感染症の影響により、保育園や小学校の交通安全教室が見込みより少なく、交通安全指導員への謝礼である報償費の不用額などです。  初めに、第2款総務費、第1項9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、北区水辺環境フィーチャリング事業は、令和2年度から実施しています。岡方地区の十二潟と松浜地区のひょうたん池において地域住民や近隣小学校と協働し、生息する動植物の観察会、自然豊かな水辺環境の保全活動などを実施し、その魅力の発信に努めました。地域防犯力向上事業は、地域の活動する自主防犯団体から意見交換会に参加していただき、危険箇所や活動のノウハウの情報を共有し、地域防犯力の向上を図りました。また、劣化した東港周辺に設置されている不法投棄看板を回収し、安心、安全な地域づくりを進めました。次の区政振興費は、葛塚地区の善堀川に環境用水を供給しているポンプの入替え等を行いました。  次に、区役所の管理運営は、当課及び早通連絡所におけるコピー代や電話料等の事務費です。  次に、第13目交通安全対策費、交通安全意識の普及は、子供たちや高齢者のための交通安全教室の実施や全国交通安全運動、交通安全啓発の街宣広報を実施するなど、交通事故防止に努めました。北区の交通事故発生件数は若干減少となっていますが、高齢者が関係する事故が多いことから、引き続き啓発活動に努めたいと考えています。  次に、交通災害救済対策の充実は、交通事故に遭われた方をお互いに助け合う交通災害共済の加入案内を自治会経由で全戸配布するなど、加入促進に努めました。  次に、交通安全諸経費は、交通安全指導車両の維持管理等に係る経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、環境対策諸経費は、福島潟周辺の3土地改良区等で構成する福島潟環境保全対策推進協議会への負担金や公用車の維持管理に係る経費です。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費は、区内4か所の公衆トイレの維持管理に要した経費です。  続いて、4ページ、歳入の決算額は9,267円です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項9目行政財産使用料は、公衆トイレの敷地内にある電柱などに係る土地貸付収入です。  次に、第21款財産収入、第1項1目財産貸付収入は、ごみ集積用地内にある電柱などに係る土地貸付収入です。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  令和3年度新潟市一般会計決算の北区健康福祉課所管分について、説明の都合上、歳出から先に説明し、金額については一部を除き、読み上げを省略します。  5ページ、歳出の合計は1億561万7,628円、執行率は82.5%となりました。不用額の主なものは、旧めぐみ保育園解体事業に係る工事費の請負差額や新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、老人憩の家を休止したことに伴う委託料の減などによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、北区子育て応援事業は、地域における子育ての支え合いや児童の健全育成を推進することを目的に、子育て支援講座などを実施しました。主な事業として、親子参加型の子育て支援講座、北区パパスクールを2回開催、29名が参加し、こまやけん玉を使った遊び、運動教室を行いました。また、昨年7月に配信を開始した、きたっこきずなメールでは、母子手帳の交付時に登録用のQRコードの入ったおめでとうカードをお渡しするなどして、登録を呼びかけるとともに、利用者それぞれの出産予定日や子供の月齢に合わせた、専門家監修のアドバイスや集団健診、イベント開催など、区の事業や新型コロナウイルス感染症に関するお知らせなどの情報をSNSで配信しました。令和3年度の登録者数は319人でした。北区もの忘れ検診は、認知機能の低下を早期に発見し、適切な治療、サービスにつなげることで、認知症の進行を遅らせ、地域で安心して暮らすことができるよう、区内医療機関と連携し実施しているものです。令和3年度は、北区の特定健診等を受診した6,044名のうち876名、率にして14.5%の方がもの忘れ検診を受診し、うち精密検査が必要と判定された方が6名おり、3名はアルツハイマー型認知症、1名は軽度認知障がいと診断されました。ほか2名は、かかりつけ医でフォロー中です。経過観察と判定された4名の方も含め、全員に地域包括支援センターやケアマネジャーが関わり、必要に応じた地域サービスにつなげています。大学生による家庭介護セミナーは、介護について学んでいる新潟医療福祉大学の学生と連携してセミナーを開催し、学びや交流を深めることを目的としたものです。令和3年度は、認知症の基本的知識や認知症のある人への対応について、学生が組み立てたプログラムにより、地域と学生が一体となって、楽しく学ぶ内容で実施しました。次の区政振興費は、緊急対応として葛塚東児童館の雨漏り補修工事など、施設修繕を行ったものです。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、所管する施設の新型コロナウイルス感染症対策を行ったもので、当課では児童館や老人憩の家などの施設に消毒液等の消耗品を購入したほか、児童館の手洗い器を自動水栓に交換する工事を行いました。次の公共施設修繕事業は、コロナ禍における地域の小規模事業者の経営安定のため、所管する施設の小規模工事を実施したものです。当課は、早通児童センターの雨漏り補修などの小規模工事を行いました。なお、資材の入手困難により、豊栄児童センターの屋外埋め込み設置ポールライトの入替えに要する経費を令和4年度に繰り越しています。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費及び第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費は当課の事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供、市立保育園等の整備は、旧めぐみ保育園の解体に係る経費です。  次に、安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、児童館、児童センター4館の管理運営経費です。なお、4館の総来館者数は3万5,142人で、前年度比マイナス1,351人、率にして96.3%でした。放課後児童クラブの整備は、旧木崎ひまわりクラブ解体に係る経費で、令和4年度に全額を繰り越しています。  次に、6ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人憩の家と老人福祉センターの管理運営経費です。なお、老人憩の家3施設の総利用者数は1万6,367人、前年度比マイナス376人、率にして98%、老人福祉センターは1万297人、前年度比1,050人の増、率にして111.4%でした。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費は、豊栄健康センターと北地域保健福祉センターの管理運営費です。  次に、第8款土木費、第5項公園緑地費、第1目管理費は、児童遊園の管理経費です。  続いて、7ページ、歳入の決算額合計は3,042万3,280円で、予算現額に対する収入済額の割合は97.7%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、老人福祉センターの使用料です。まん延防止等重点措置に伴う休館などの影響から、予算現額に対し減となりました。  次に、第9目行政財産使用料は、老人福祉センターに設置している自動販売機などに係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金は、地域子育て支援拠点としての児童館、児童センター4施設の運営に係る国からの子ども・子育て支援交付金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した公共施設感染症対策事業の財源として受け入れたものです。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、さきの児童館、児童センターに対する国交付金と同様の県交付金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、老人福祉センターの一部を介護保険事業のために社会福祉協議会に貸し付けていることによるものです。  次に、8ページ、第24款1項繰越金、第1目繰越金は、歳出で説明した令和2年度から繰り越した旧めぐみ保育園解体事業に係る一般財源です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、先ほど説明した老人福祉センターの一部を貸し付けている部分の光熱水費の実費分及び老人福祉センターに設置されている自動販売機に係る電気料の実費分に係るものです。
    ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小林弘樹 委員  区民生活課の特色ある区づくり事業、北区水辺環境フィーチャリング事業について、ひょうたん池や十二潟を教育またはまちづくりの題材としていくのは、小・中学校でもGIGAスクール等、デジタル化が進んでいく中で、これから逆にもっともっと大切になってくる事業だと思い、毎年大変期待しています。令和3年度コロナ禍で大変な制約もあったと思いますが、工夫した点や進化した点、地域で聞かれた声など、もう少し具体的に取組結果、成果を教えてください。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  北区水辺環境フィーチャリング事業は、十二潟、ひょうたん池で事業を進めています。限定された地域の中で創意工夫をして、新型コロナウイルス感染症対応をしながら、例年どおり観察会や草刈りといった保全活動を主に行いました。特に十二潟は、岡方第一小学校と連携協力して、観察記録発表会、写真展、休憩用のテーブルやベンチの設置など、魅力ある地域の財産、宝として、地域の方たちにいろいろ利用していただいており、地域の活動をしている役員の方から、この地域にはこういったすばらしい財産があるという、地域に対する誇りを子供たちが持つことが大事だという話を聞いています。子供たちも長年やっていると、だんだん状況がよく分かってきて、いろいろな意見が出てきており、環境教育の観点からも有意義なものになっているということです。 ◆石附幸子 委員  健康福祉課の北区子育て応援事業、きたっこきずなメールは新規事業ですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  昨年度の新規事業です。 ◆石附幸子 委員  決算額と、登録者数319人ということで、もう少したくさんの人が登録して情報を得ると期待していましたが、その辺りどのようにお考えか聞かせてください。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  きたっこきずなメールの決算額は、138万5,824円でした。昨年度の新規事業で、7月15日に立ち上げ、そこから3月末までの登録者数が319人となりますが、主に登録される方は母子手帳交付時にお声がけした方、また対象のお子様の年齢が3歳までとなっています。ちなみに、北区の昨年度の母子手帳の交付数は369件でしたので、そこから見ると、初年度としてはまずまずの滑り出しではないかと受け止めています。 ◆石附幸子 委員  対象は3歳までだが、母子手帳をもらってこれから赤ちゃんが生まれる人が多く、2歳とか3歳の子はあまり入っていないということでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  対象年齢3歳までですので、母子手帳の交付時だけでなく、様々な形で広報していますので、一概に母子手帳交付の方だけではありませんが、初年度ということもありますので、それほど少ない数字ではなかったと考えています。ただ、これからも引き続き広報には努めていきたいと思っています。 ◆石附幸子 委員  この制度は、西区で行っているようなLINE配信とは違って、北区独自で行っているのですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  委託先も含め、西区と同じLINE配信の事業です。ただ、別々に委託していますので、事業としては北区独自の事業ということになります。 ◆石附幸子 委員  次に、北区もの忘れ検診について、これもずっと長く行っていますが、受診者の876人は、特定健診を受けた人の14.5%ということで、数としてはだんだん少なくなっているでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  昨年度に比べても受診者は下がっていますし、開始以来残念ながら受診者は減少しています。 ◆石附幸子 委員  それはどのような背景でしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  まず、特定健診とセットで受診していただくものなので、令和2年度からは特定健診の受診率が下がっていたことが減少の要因の一つだと思っています。もう一つ、非常に簡便な質問の項目で実施しているため、何度か受けている方が継続して受けずにやめてしまうことも一因と捉えています。 ◆伊藤健太郎 委員  区民生活課の北区水辺環境フィーチャリング事業は非常にいい内容で高い評価ですが、決算額が200万円ぴったりになっているのはなぜでしょうか。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  地元のコミュニティ協議会及びNPO法人いいろこ十二潟を守る会に業務委託しており、委託を全て履行している状況から、金額がぴったりになっているものです。 ◆伊藤健太郎 委員  もしもっと使っていて、ほかの課とやりくりしたのであれば、そのまま書いてもいいのにと思いましたが、そういう理由であれば納得しました。  それから、健康福祉課の不用額について、解体事業の請け差と老人憩の家の委託料の減ということでしたが、請け差と老人憩の家の委託料の減は、それぞれ幾らだったか教えてください。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  まず、旧めぐみ保育園解体の請け差は、資料5ページ、第2目児童福祉施設費の不用額と同額の426万5,480円です。憩の家3施設の指定管理料の不用額は、107万7,147円です。 ◆伊藤健太郎 委員  どのぐらい老人憩の家を止めていたのでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  休止の期間は、令和3年9月3日から9月16日までと、令和4年1月21日から3月6日までです。 ◆伊藤健太郎 委員  審査順が北区からなので毎回北区にこのような質疑をしますが、全庁の統一された制度の中での運用だと思うので、そのときの様子を聞かせてください。休止の期間の指定管理料は基本的にゼロでよろしいでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  指定管理料は1年間で決まった額ですので、休止になってもその分を支払わないということではありません。休止の間、憩の家のお風呂を使わなかったことによる光熱水費の減が主な理由です。 ◆伊藤健太郎 委員  そうすると、雇用は守られて人件費は払われているということでいいですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  委託料にそのまま計上しています。 ◆小泉仲之 委員  伊藤委員から人件費の質疑が出ましたが、昨年度も途中で大幅に最低賃金が上がっています。それに対して指定管理者の委託料はぎりぎりなので、大幅に賃金が上がるとなかなか支払えなくなりますが、対応はされましたか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  昨年度は、指定管理料としては全体の額で支払いをしており、休館の時期があったことから、結果として内輪の中で人件費の増額に対応できました。なお、令和4年度は昨年度最低賃金の上昇に係る分を指定管理料に増額して契約しています。 ◆小泉仲之 委員  それから、私も北区が最初なので言いますが、児童センターや老人福祉施設の令和3年度の利用実績の報告があり、それぞれ微増なり微減という状況だったと思います。しかし、コロナ禍の中の令和2年度ではなく、令和元年度など通常の年と比べてどうかという報告がないと見えてこないと思うのですが、改めていかがでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  まず児童館は、令和元年度は3月が1か月間休館となっていましたが、来館者数は6万8,015人でした。そこと比較しても、昨年度は半分に近い状況です。  それから、老人憩の家3施設の令和元年度利用者数は2万5,704人で、1万人程度の減となっています。老人福祉センターの令和元年度利用者数は2万641人でした。昨年度は1万297人でしたので、こちらも半減に近い状況が続いています。 ◆小泉仲之 委員  まだなかなか利用者が戻ってきていないことが、そこで一つ見えたと思います。もう一つ、先ほど石附委員からも質疑のあった、北区もの忘れ検診について、大変注目して見ています。受診者数が減ったのは、先ほどお話があったようにコロナ禍により特定健診の受診者が減ったことが大きいと思っています。この3年間、特色ある区づくり事業で取り組んでいますが、今後も一般の事業の中で取り組まなければいけないのか、全市的に取り組む必要があるのか。また、同じような簡単な質問で検査をするということでしたが、毎年度受けられるよう質問の内容を工夫する。さらには今、非常に社会的な問題になっている若年性アルツハイマーを早期に発見するためにも、もの忘れ健診は非常に重要な施策の一つだと思いますが、そういうところにもアプローチしていくのか、その辺りについて、概括的に考え方を聞かせてください。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  認知症の非常に重要なポイントは早期発見であり、全庁を挙げて今までも取り組んでいますし、様々工夫をしながら取り組んでいく必要があると思っています。もの忘れ検診は、北区の15班の医師会が無償で実施しているものです。このもの忘れ検診で全て早期発見ができるということではありませんが、早期発見の一つのやり方として、また北区の医師会の御協力により、区づくり事業として成り立っていることも踏まえると、引き続き北区でしっかりと先生方と一緒に取り組んでいきたいと考えています。 ◆小泉仲之 委員  医師会の皆さんの熱意に依存しながら取り組むのは必要なことですし、感謝しますが、本当に必要なものであれば、本来的な業務の中できちっとやらなければいけないし、全市で必要があるのであれば、全市で展開するように北区から政策提言をする必要があります。もう3年もやってきているのですから、結論づけて全市的な具現化を図る努力をする時期に来ていると思います。特色ある区づくり事業は、それをステップとして取り組む事業の要素もあるのですから、その辺りきちっと総括をすべきではないかと思いますが、いかがですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  令和4年度、区づくり事業の2クール目の最終年度ということで、6年度目の事業に取り組んでいます。その中で、北区としては、医師会の先生方とぜひこの取組を続けていきたいということで、次の事業に向けてどのような工夫ができるかを今議論しているところです。ほかの区でも取組を検討、実施しているところもありますし、認知症の早期発見、全く同じ事業を全市的に展開するのは難しい部分もあると思いますが、北区としては、引き続きこの事業に取り組んでいきたいと思っています。 ◆小泉仲之 委員  区づくり事業は、北区だけがやればいいということではなくて、その成果をどう全市に反映させるかですから、その観点をしっかり持ってこの事業に取り組んでいただきたいと思います。最初から諦めていないで、きちっと総括して、全市に政策提起するぐらいの気持ちを持ってやるべきではないかと思うのですが、いかがですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  御指摘のとおり、認知症の早期発見については、もの忘れ検診でないとしても、確かに全市的に議論、検討は進めるべきだと考えます。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で北区役所の審査を終わります。  続いて、東区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎金子博昭 東区区民生活課長  配付説明資料に基づき、令和3年度新潟市一般会計決算の東区区民生活課所管分について説明します。  1ページ、当課所管の歳入はありません。歳出は支出済額324万934円で、執行率は95.1%となりました。  次に、3ページ、第2款総務費、第1項9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、美しい東区環境づくり事業、東区クリーン大作戦は、8月の最終日曜日を中心に、コミュニティ協議会単位で区民総出の一斉清掃を実施し、5,347人が参加、8.2トンのごみを回収しました。ボランティア清掃は、自治会、町内会、その他団体が通年実施する地域清掃活動について、東区オリジナルのごみ袋の配布とごみ回収を行うもので、310団体、2万3,142人の申請、参加がありました。いずれも町の美化とともに、環境保全意識の高揚や地域の一体感醸成に寄与しているものと考えています。次のじゅんさい池みらいプロジェクトは、東区の貴重な水辺環境であるじゅんさい池を未来につなぐための活動について、区役所の関係課共同で取り組んでいるものです。このうち、当課においては、外来種である園芸スイレンの除去などの活動を地域との協働で行い、池の環境保全と住民意識の啓発に努めました。次の区政振興費は、紙幣計数機を修理したものです。  次に、区役所の管理運営費は、納付窓口に設置しているレジスターの保守点検委託料などです。  次に、第4款衛生費、第1項7目環境保全費、野生生物の保護・管理、鳥獣等保護費は、野生生物を保護するために必要な消耗品の購入費及び公用車の燃料費です。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  令和3年度新潟市一般会計決算の東区健康福祉課所管分について説明します。  4ページ、歳出の決算総額は1億3,889万6,663円で、執行率は96.6%となりました。不用額の主なものは、児童福祉施設費のこども創作活動館の管理運営費の執行残です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、ウエブでつながるマタニティ期からの子育て応援事業は、東区役所2階のわいわいひろばで子育て支援講座を開催し、妊娠期から育児知識を得てもらうことで、知らないことによる虐待リスクの減少と出産後の不安感、孤立感の解消に取り組みました。なお、リモート形式による開催は、新型コロナウイルス感染症拡大による施設休館時の対応として急遽実施し、13回の開催となりました。歯っぴーすまいるプロジェクトは、子供の虫歯の改善に向け、区内の子ども食堂、保育園、幼稚園、放課後児童クラブ等と連携し、歯と食育の健康相談、虫歯予防教室などを行いました。なお、昨年度から本格実施した放課後児童クラブが加わったことなどで、延べ参加人数は昨年度の902人から1,647人に増加しています。地域と取り組む!高齢者見守り訪問介護予防事業は、高齢者の生活支援への取組として、東区内の75歳以上の単身世帯、高齢者のみ世帯で介護認定を受けていない方など6,100人を対象に、訪問調査により生活の様子を把握する現況調査を行いました。その結果、79人を介護保険サービスや見守りなど、必要とされるサービスへつなぎました。みんなで見守ろう認知症!おれんじネットは、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりのため、地域住民が認知症への理解を深め、地域の見守り活動に参画できるよう、認知症キャラバン・メイトをはじめとした関係者に向けた研修会を開催しました。また、認知症の方が行方不明になったことを想定し、地域で捜索する方々にメールを送信して会場に集まる集合訓練を実施しました。訓練後には、認知症に関する講演会を併せて開催しました。次の区政振興費は、老人憩の家大山台の暖房機修繕費用及び原油価格高騰による老人憩の家の燃料費増額に伴い、不足した指定管理料を補填するため、追加の委託料として支出しました。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策として、公共施設における環境整備、必要物品の購入を実施しました。当課では、こども創作活動館の網戸取付工事を行ったほか、執務室で使用するパーティションやゴーグルを購入しました。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進は、北区と東区在住の保護司で構成する新潟東地区保護司会への補助金です。  次に、社会福祉諸経費は、消耗品など当課に係る事務費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務費です。  次に、5ページ、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供は、わいわいひろばの管理運営費です。  次に、安心してすごせるこどもの居場所の整備は、こども創作活動館及びい〜てらすの管理運営費や事業実施にかかった経費となります。なお、3施設の総来館者数は14万3,849人で、前年度比マイナス1万3,417人、91.5%でした。  次に、第3項障がい福祉費、第3目障がい福祉施設費、障がい福祉諸経費は、障がい福祉施設の事業所として貸付けしている旧中地域保健福祉センターの外壁補修、屋上防水工事などにかかった経費となります。  次に、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、東区内5か所の老人憩の家に係る管理運営費です。なお、5施設の総利用者数は3万3,387人で、前年度比526人の増、101.6%でした。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携は、地域保健福祉センターの管理運営費として、石山地域保健福祉センターなどの管理運営費です。  続いて、6ページ、歳入の決算総額は2,667万6,742円で、予算現額に対する収入済額の割合は102.4%です。収入増の主な理由は、国庫補助金及び県補助金の増額によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、児童福祉使用料は、わいわいひろばとい〜てらすで実施している一時預かりの利用料収入です。  次に、第7目土木使用料、公園緑地使用料は、い〜てらすの自動販売機設置に係る使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金は、わいわいひろば、こども創作活動館、い〜てらすの3つの子育て施設に係る国からの補助金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今ほど申し上げた3つの子育て施設の新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として受け入れたものです。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金についても、3つの子育て施設に係る県からの補助金です。  次に、7ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料及び建物貸付料は、旧中地域保健福祉センターの土地と建物の貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、民生費雑入は、い〜てらすにおける太陽光発電の売電及び自動販売機の収入です。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で東区役所の審査を終わります。  続いて、中央区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  令和3年度新潟市一般会計決算の中央区窓口サービス課所管分について説明します。  1ページは、中央区各課の決算額をまとめたものです。  3ページ、歳出の決算額合計は3,988万2,904円で、執行率は98.3%です。  初めに、第2款総務費、第1項9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、とやの物語を実施し、地域の方など様々な分野の講師を学校に派遣し出前講座を行ったほか、映像教材の作成や環境啓発パネルの展示を行いました。この事業を通じて、子供たちの鳥屋野潟への理解が深まり、SDGsや自然環境、鳥屋野潟の未来について考える契機にもなりました。次の区政振興費は、他門川公園脇に女性トイレを新築しました。以前から女性が使いやすいトイレの要望があり、既存の男女共用トイレの横に新たに設置しました。  次に、区役所の管理運営は、事務費や派遣職員配置に係る委託料などです。  次に、第4款衛生費、第1項7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、野鳥保護の一環として、西海岸の保安林に設置している野鳥の水飲み場、水浴び場13か所の清掃委託料です。  次に、第4目清掃施設費は、区内5か所の公衆トイレの清掃委託料などの維持管理経費です。  次に、4ページ、歳入の決算額は564円で、内訳は記載のとおりです。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  中央区健康福祉課所管分について説明します。  初めに、資料に1点誤りがあります。8ページ、歳入、第26款1項市債、第3目衛生費とありますが、第3目衛生債の誤りでした。また、説明欄の保健衛生費も保健衛生債の誤りです。修正をお願いします。  歳出から説明します。5ページ、歳出合計は1億1,818万9,765円で、翌年度繰越額を除いた執行率は86%となります。不用額の主な要因は、北部総合コミュニティセンター内の入舟健康センター改修事業において、空調設備の仕様の見直しなどにより、工事請負費が減額となったことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、レッツトライ!糖尿病予防事業は、中央区の健康課題の一つである糖尿病予防について、正しい知識や予防方法の啓発に取り組みました。地域に対する啓発として、3か所の地域団体に講座を実施し、参加者アンケートでは98.8%の人が血糖の状態を表す検査であるヘモグロビンA1cを理解できたと回答しました。また、若い世代、新しい層への普及啓発では、商店街と連携した従業員向けの受診勧奨や乳児の保護者に向けた食の講座の実施、区だよりに受診勧奨の漫画を掲載するなど、中央区のオリジナルキャラクターを活用しながら広く啓発を行いました。みんなでつながるにっこにこ子育て応援事業は、妊娠期から乳児期に安心して子育てができる体制づくりと保健師、助産師等の専門職による切れ目のない支援を子育て支援に取り組むNPO法人など、地域の関係機関と連携して実施しました。母親支援として、保健師、助産師等の専門職に気軽に相談できる場である妊カフェ、育カフェ、育ぱる、子供の成長発達や関わり方を学ぶ10か月育ちの講座をリモート開催も取り入れて実施したほか、令和3年度は妊婦オンライン個別相談も実施しました。また、区内7つの産科医療機関との連携会議では、妊婦支援のための課題や情報を共有し、これらの事業を通して、育児不安の軽減につなげました。次の赤ちゃん誕生お祝い会支援事業は、コミュニティ協議会、自治会、町内会などが主体となり、子育て中の保護者同士だけでなく、自治会役員や民生委員、児童委員など地域住民との交流を図り、顔の見える関係を築くことで、地域全体で子育てを支援する環境づくりを進めるために実施しました。参加者からは、近所の方や同じ月齢の子供たちと交流できてよかったなどの声をいただいています。話そう・つなごう・あなたの想い終活きっかけ作り事業は、独り暮らしや身寄りのない高齢者をはじめ、誰もが自ら望む医療やケアを人生の最期まで受けられ、安心して暮らせるよう前もって考え、家族や身近な方と話し合い、共有することの大切さを周知し、それを支援する仕組みづくりを行いました。医療や介護現場での啓発に向け、ケアマネジャーなどに実践的な専門職研修を行ったほか、地域の茶の間などの集まりで区民への啓発を行い、前もって考えることの大切さを周知することができました。  次に、区政振興費は、老人憩の家などの修繕工事、公設デイサービスセンター跡地の設備修理などの経費です。  次に、区役所の管理運営は、地域保健福祉センターの修繕に係る経費です。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進は、新潟中央地区保護司会へ補助金を交付したもので、次の社会福祉諸経費は、地域福祉業務に係る事務費です。  次に、6ページ、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務経費であり、第2目児童福祉施設費は、子育て応援ひろば及び万代市民会館内の新潟市児童センターの管理運営に係る経費です。子育て応援ひろばの令和3年度の総利用者数は9,782人で、前年度比プラス50人、100.5%の実績でした。新潟市児童センターは1万1,317人で、前年度比プラス1,948人、120.8%でした。  次に、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、中央区の老人憩の家6施設の運営に係る指定管理料などです。老人憩のフロアーを含む総利用者数は5万8,269人で、前年度比プラス2,792人、105.5%となりました。  次に、高齢者福祉施設の管理運営は、公設デイサービスセンター跡地の施設維持管理に係る経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費は、中央区内の地域保健福祉センターの管理運営に係る経費と北部コミュニティセンター内の入舟健康センターの改修事業費、旧中央地域保健福祉センターの解体事業費になります。なお、この解体事業費の予算は、全額令和4年度に繰り越しています。  続いて、7ページ、歳入の合計は、収入済額3,910万9,901円で、予算現額に対する収入済額の割合は86%です。減額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による子育て応援ひろばの利用料の減、入舟健康センター改修事業に係る市債の減額によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、子育て応援ひろばの一時保育利用料です。新型コロナウイルス感染症の影響により、外出そのものを控えたことなどから減額となりました。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金は、子育て応援ひろば場及び児童センターで実施した子育て支援の取組に対する補助金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、子育て応援ひろばにおける新型コロナウイルス感染症対応事業に対する国からの補助金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、子育て応援ひろば及び児童センターで実施した子育て支援の取組に対する補助金です。  次に、8ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料は、旧中央地域保健福祉センター及び白新地区ふれあい福祉センター駐車場の一部を市社会福祉協議会などへ貸し付けたことによるものです。次の建物貸付料は、旧中央地域保健福祉センター及び白新地区ふれあい福祉センターの一部を訪問介護センター事務室として市社会福祉協議会へ、またデイサービスセンター早川町の一部を居宅介護支援事業所として新潟県済生会へ貸し付けたことによるものです。  次に、第24款繰越金、第1項1目繰越金は、令和2年度からの繰越明許費で実施した入舟健康センター改修事業に係る一般財源の繰越分です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、総務費雑入は、情報公開請求に係るコピー代などであり、次の民生費雑入は、白新地区ふれあいセンターの一部貸付けに伴う光熱水費及び委託料の実費分で、次の衛生費雑入は、旧中央地域保健福祉センターの廃止までの間における一部貸付けに伴う光熱水費の実費分です。  次に、第26款1項市債、第3目衛生債、保健衛生債、地域保健福祉センター整備事業債は、入舟健康センター改修事業に係る市債です。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小林弘樹 委員  鳥屋野潟環境啓発事業について詳しく教えてください。本市は都市と自然が調和した町を目指すということで、鳥屋野潟はまさにこれを象徴するような環境で、非常に重要な拠点だと思っています。この事業においては、講師が出前授業を行っているということですが、どのような講師がどのような話をして、何回実施したでしょうか。
    ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  講師は大勢いらっしゃいますが、例えば地元でずっと育った方や、地元で育って鳥屋野潟の魚を捕っている鳥屋野潟の漁業協同組合の方たち、それから今は自然環境に詳しい専門学校や大学の先生方も講師に加わっていただいていますし、私ども職員、それから鳥屋野潟の整備に関しては県の職員等も講師に入っています。昨年度は23講座、学校数で10校、延べ2,300人の子供たちに出前講座を実施しました。 ◆小林弘樹 委員  いろいろな業種の方を招いて子供たちに鳥屋野潟の魅力を伝えていくのは、まちづくり、教育の観点からも非常に重要だと思います。子供たちの反応や感想、どのような声が聞かれているか、成果等を教えてください。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  鳥屋野潟について、地域にあるのは知っていても歴史や生き物のことなど、まだまだ知らないことがたくさんあるので、本当に鳥屋野潟のことが分かって、興味を持つことができたという感想などをいただいています。この間小学校の出前講座を私も見せてもらいました。そのときは鳥屋野潟の近辺に生息している昆虫などの話で、実際に虫の標本なども見せていただきましたが、本当に子供たちが講師の話を生き生きと、きらきらした目で聞いていて、やはり直接子供たちを前にして話をすることで、本当に子供たちに伝わっているのだと強く感じました。直接大勢の子供たちに鳥屋野潟の魅力や歴史、動植物の話ができることは、大きな成果につながっているのではないかと考えています。 ◆小林弘樹 委員  職員も実際に授業に出向いて、反応を見ていることはすばらしいと思いました。私も今年、所属している青年会議所の事業で女池小学校の出前講座に行きました。将来の夢を聞かれて、ファーブル昆虫記を書いたファーブルさんを超えるような研究者になりたいと大きな声で言っている子が鳥屋野潟周辺にいたのに驚いていたところでした。ぜひ引き続き職員も一緒になって現場を見て盛り上げてもらいたいと思いました。 ◆石附幸子 委員  話そう・つなごう・あなたの想い終活きっかけ作り事業について、先駆的に取り組んでいて、大変注目しています。地域別人生会議に211人参加ということですが、どんなことをしているのか、参加した人たちがどのように終活に取り組むのか、もう少し詳しく聞かせてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  昨年度の地域別人生会議は、各地域保健福祉センター管内でそれぞれ実施しました。東地域保健福祉センターで4回、南地域保健福祉センターも4回、中央地域保健福祉センターは、新型コロナウイルス感染症の関係で中止という連絡をいただいていたところもありましたが3回実施しました。地域保健福祉センターの職員や実際に医療やケアを行っている方から講師になっていただき、中央区で作っている啓発リーフレットを使ってお話をしていただいています。実際に参加した方からは、事前にお子さんと話しておきたかったので、よいきっかけをつくってもらったという声もいただいています。 ◆石附幸子 委員  参加された方が具体的に家族や知り合いの方たちと、地域別人生会議を通して話し合って決めていくところまでフォローされるのですか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  そこまでのフォローは特段していませんが、何度でも話し合うことができますので、この場で話し合うことだけではなく、自分で家庭に帰って、また地域のお友達と話し合っていただければと思っています。 ◆石附幸子 委員  次に、古町にある子育てサポート広場について、コロナ禍でも来館者が約1万人ということで、このように来てくれるのはすごいと思っています。地下の駐車場を使われると思いますが、割引はありますか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  西堀地下駐車場の利用については、1時間の無料減免をしています。 ◆石附幸子 委員  1時間というのは分かるのですが、子供を車から連れ出して上がるのに10分、終わって片づけて車に乗せるのに10分という感じで、非常に時間がかかりますが、大体親子が滞在する時間はどれぐらいと推定されますか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  休憩をお願いします。 ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を休憩します。(午後0:13)                    (休  憩) ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を再開します。(午後0:14) ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  一時預かりでの利用の方は、お子様を預けますのでそんなに時間はかかりませんし、一時預かり以外の親子で遊べる場所、あるいはイベントも開催していますが、おおむねの時間は30分から1時間程度と捉えています。 ◆石附幸子 委員  ちょっと認識が違うのかと思います。私たちも経験がありますが、そういったところに連れていくと、そこで子供が慣れて遊ぶのに1時間なりかかると思います。全員西堀地下駐車場を使うわけではなく、自転車や歩いても来る人たちも多いですが、利用した人たちがそこから古町に出るということもありますので、子育てサポートをするならば、1時間よりは2時間くらいの駐車券をサービスするなど、もう少しその辺り考えたほうがいいと思います。来館者の人からのそういった声、あるいはそういったことを考えたことはありませんか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  利用者から1時間以上の減免をというお話は聞いていないということです。また、一時預かり保育については、預けるときと帰るときに駐車場を利用した場合は、それぞれお渡ししています。 ◆石附幸子 委員  分かりました。それはいいですね。しかし、一時預かりする人は限られていて、多くの人たちはそこで遊んでいくので、声がなくてもその辺り検討の余地はなかったのか、あるいは検討しているのかを聞きたいのです。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  検討までは至っていませんが、今委員からお話もいただきましたので、利用の仕方、時間といったところを現場にも聞きながら、考えてみる価値があると思っています。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で中央区役所の審査を終わります。  それでは、ここで分科会を休憩します。(午後0:17)                    (休  憩) ○飯塚孝子 分科会委員長  分科会を再開します。(午後1:19)  次に、江南区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎浅間直美 江南区区民生活課長  令和3年度新潟市一般会計決算のうち江南区区民生活課所管分について説明します。  初めに、歳出、3ページ、支出済額の合計は549万6,983円で、執行率は92.7%です。不用残の主なものは、交通安全推進事業における報償費などの執行残です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上は、新五百円硬貨に対応するためにレジスターの改修を行ったもので、次の区役所の管理運営は、公共施設感染症対策事業として、連絡所の消毒液等を購入したものです。  次に、第13目交通安全対策費、交通安全意識の普及は、区内の保育園や学校での交通安全教室の開催や交通安全に関する街頭啓発活動に要する経費、及びこれらの活動に従事する交通安全指導員への謝礼を支出したものです。次の交通災害救済対策の充実は、自治会、町内会に対し、交通災害共済への加入を促すために、各自治会、町内会へ加入申込書類を送付するためにかかった経費です。次の交通安全諸経費は、交通安全関係業務のために使用する公用車に要した維持管理費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、けがをした鳥獣などの捕獲、回収のための消耗品の購入費です。次の環境対策諸経費は、側溝などへ油が流出した際などに対応するための用品を購入したものです。  次に、第2項清掃費、第1目清掃総務費は、亀田及び横越地区において、毎年春に住民等により行われる一斉清掃活動によるごみの収集運搬業務の委託に要した経費です。  次に、第4目清掃施設費は、当課で管理する公衆トイレ1か所の維持管理に要した経費です。  続いて、4ページ、歳入の合計は、収入済額2万3,354円です。  第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した公共施設感染症対策事業の財源です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、市が所有するごみステーション用の敷地における電柱支線1本の設置に係る土地貸付料です。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  江南区健康福祉課所管分について歳出から説明します。  5ページ、歳出合計は1億274万8,174円、執行率94.3%で、翌年度繰越額は、江南区福祉センターの修繕工事のために計上した公共施設修繕事業の全額248万7,000円を繰越明許費としたものです。不用額の主なものは、老人福祉センターの修繕工事の請負差額による執行残などです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、地域で見守り応援事業〜見守る目、見守る心〜は、地域の中で認知症高齢者や子育てを応援したい人を掘り起こし、地域全体で認知症高齢者や子育て世代を見守ることで、高齢者や子育て世代を支え、安心して暮らせる地域を実現させるための取組を行いました。不審者情報や徘回高齢者の情報などを発信する江南区見守り隊メール配信については、登録者195名に不審者情報14件、徘回高齢者の情報3件、そのほか区のイベント情報など5件、合わせて22件の情報を配信しました。多くの市民が登録して見守っていただけるよう取組を継続します。徘回の心配がある高齢者の衣服や持ち物にQRコードつきのシールを貼り、発見者がQRコードを読み取ることで、御家族と伝言板を介して早期帰宅や保護につなげる見守りシール交付事業については、シールを交付した対象者は12名で、実際にQRコードを読み取ったケースはありませんでしたが、御家族からは、徘回で困っていて、以前に比べ安心感が増したとの声をいただいています。今後は、このシールを知らない方への周知と、シールを身につけた人を見かけた場合の対応方法の普及を継続して取り組みます。子育てを応援する取組としては、子育て交流会を開催し、子育て世代と子育てを応援したい方43名が参加し、子育ての思いや困り事を聞いて、地域でできることを話し合いました。地域で交流できる居場所づくりが必要などの声が上がり、その後参加者が居場所を開設することにつながりました。また、地域で子育てを応援する取組に賛同し、応援してくださる延べ399名の方から、江南区子育て応援団に登録いただいています。今後も安心して子育てができるよう情報共有を図り、地域全体で子育てを応援する取組を進めます。江南区ふれあい・ささえあいプランの推進は、地域住民や福祉団体と協働し、多世代交流と地域福祉の推進を図る江南区ふれあい・ささえあい交流事業と障がい者アートの展示を一体的に開催し、約1,300人の方々から御来場いただき、地域交流と共生社会への機運醸成を図りました。地域福祉活動への理解と共感の場、また参加の契機として、江南区民福祉大会を開催し、153名の方々から参加いただきました。社会功労者表彰のほか、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの講演会と江南区区づくり事業の徘回高齢者対策についての事業紹介を行いました。引き続き地域福祉の推進に努めます。また、保健師による家庭訪問により、高齢者の生活状況や健康状態の確認、簡単なフレイルチェックや保健指導を行うフレイル予防訪問は、亀田小学校区の対象者173人に行いました。訪問結果を分析し、町内ごとに地域のつながりに対する意識の差が大きいことや、男性は女性に比べて社会参加のフレイルリスクが高いという傾向が見られました。訪問結果を地域と共有し、今後も健康寿命延伸に向け、フレイル予防の取組を継続していきます。次の区政振興費は、老人福祉センターの自動ドア修繕工事や保育園の手洗い場設置工事などに要した経費です。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、当課所管施設の新型コロナウイルス感染症対策に係る消耗品などの購入経費です。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進は、江南区福祉センターの管理運営経費です。利用者数は6万2,575人で、前年度比プラス1万366人、119.8%、1日平均の利用者は219人でした。次の社会福祉諸経費と、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、いずれも消耗品などの事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備は、亀田東児童館の管理運営経費です。入館者数は2万1,777人で、前年度比プラス1,808人、109.1%、1日平均の入館者数は72人でした。  続いて、6ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人憩の家4か所と老人福祉センター2か所の管理運営経費です。なお、老人憩の家4施設の合計利用者数は1万2,304人で、前年度比プラス842人、107.3%、1日平均の利用者数は51人でした。また、老人福祉センターの合計利用者数は3万3,029人で、前年度比プラス3,396人、111.5%、1日平均の利用者数は68人でした。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費は、区内2か所の健康センターの管理運営経費です。  次に、7ページ、歳入、収入済額合計は3,674万7,709円、予算現額に対する収入済額の割合は475.1%、収入増の主な理由は、社会福祉法人に無償貸付けしていた土地と建物を当該法人に売却したことによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、老人福祉センター2施設の使用料です。まん延防止等重点措置に伴う休館などの影響から、予算現額に対して減となりました。  次に、第9目行政財産使用料は、所管施設の管理委託会社の職員駐車場や所管施設内の自動販売機設置の使用料などです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金は、亀田東児童館において実施している地域子育て支援事業に対する国からの補助金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、国からの交付金で、歳出で説明した公共施設感染症対策事業の財源として受け入れたものです。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、亀田東児童館に対する国からの交付金と同様の県補助金です。  次に、8ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地及び建物貸付料は、介護老人保健施設へ駐車場用地や江南区福祉センターの建物の一部を区社会福祉協議会に貸し付けていることによるものです。  次に、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入、土地及び建物売払収入は、土地建物の無償貸付けをしていた障がい福祉サービス施設を売却したことによるものです。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、民生費雑入は、江南区福祉センターの一部を貸し付けている部分の光熱水費実費分及び老人福祉センターに設置してある自動販売機に係る電気料の実費分などです。  次に、衛生費雑入は、横越健康センター内のひまわりクラブなどの電気料の実費分などです。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小林弘樹 委員  健康福祉課の特色ある区づくり事業、地域の見守り応援事業〜見守る目、見守る心〜について、住民の参加を積極的に促して、いろいろな取組をしていることを知ることができました。その中でも特に子育て応援団は、登録がもう399人ということで、非常にたくさん集まっている印象でした。これだけ集まってくれた応援団の方たちに、これからどのような役割を担ってもらい、どのように活動の輪を広げていきたいのか、昨年度の反省を踏まえて、今後の計画と考えを教えてください。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  応援団に登録した方々には、江南区の子育て応援団バッジを配付して、応援団として活動していただこうと思っています。活動の内容は、何かしてほしいということではなく、見守る目と心を育てていただくこと、理解していただくことが大切だと思っています。また、応援団の方と子育て世代の方の交流会を開催し、子育て世代の方から、思いとか困り事などをお話しいただき、応援したい方々と情報共有して、何かできることがあれば支援していただきます。やはり見守る目と見守る心が大切ということで、あまり強制的に何々をしてほしいというよりは、理解していただきたいということでお話をしています。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で江南区役所の審査を終わります。  次に、秋葉区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎高橋穣 秋葉区区民生活課長  令和3年度新潟市一般会計決算の秋葉区区民生活課所管分について説明します。  1ページは、秋葉区の所属別内訳表です。  3ページ、歳出、支出済額合計は1,588万1,994円で、執行率は97.0%です。不用額の主なものは、原油湧出対策経費の執行残です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上は、イノシシの出没増加に伴い、捕獲用の箱わなを購入したものです。  次に、区役所の管理運営は、郵便料、コピー代やレジの保守などの事務費と公共施設感染症対策として、サーキュレーターなどの購入費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、環境負荷の抑制、水質汚濁対策の推進は、新津・小須戸地域で湧出している原油が河川へ流出しないよう、原油等の回収処理に係る費用です。次の環境対策経費は、環境対策や廃棄物対策に係る消耗品や公用車の維持管理などの経費です。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費、公衆トイレの維持管理は、秋葉区内で当課が管理している5か所の公衆用トイレの維持管理費です。  続いて、歳入、4ページ、収入済額は1万8,815円です。第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、ごみ収集所用地内の電柱などに係る土地貸付料収入です。 ◎相馬幸子 秋葉区健康福祉課長  秋葉区健康福祉課所管分について説明します。  初めに、歳出、5ページ、歳出の決算額合計は1億7,007万5,674円で、執行率は94.9%となっています。不用額の主なものは、新津健康センター改修工事に係る工事費の請負差額や特色ある区づくり事業において、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部事業を中止したことなどによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、アキハで子育てサポート事業は、子育ての不安や孤立を解消し、地域で安心して子育てができるよう、区内5か所での子育てサロンの実施や初めて子育てをする母親向けのセミナー、父親向けのプログラムなど、子育て支援の講座を130回開催し、767人が参加しました。また、妊娠期からの子育てを支援するために、子育てサポーターの養成を行い、妊娠期と出産後に希望者の自宅を訪問する事業を開始しました。令和3年10月から12人の子育てサポーターが延べ117件を訪問し、地域の子育てに関する情報を直接お届けしました。「つながる」「つなげる」障がい者支援は、障がいのある方と障がいに対する理解を広げてつながることを目的とし、支援システムづくりを行うものです。発達に支援の必要な子供に関わる医療、保健、福祉、教育、労働などの各機関と保護者が必要な情報を共有するためのつながる支援ファイルを作成、配付し、193人の方の利用につながっています。保護者や事業所からは、福祉サービスを利用する際に、子供の状態を共有することがスムーズにできているなどの声をいただいています。今後も必要とする方にファイルを配付し、関係者への周知を含め、有効な活用が図れるよう進めていきます。また、療育教室等に通う保護者を対象に、NPプログラムを開催し、悩みや心配事を共有できる仲間づくりを進めることができました。地域ぐるみでフレイル予防は、心身の加齢変化が大きくなる高齢期に、運動機能だけでなく、低栄養対策や口腔機能等の衰えを先送りするためのフレイル予防の取組を、地域と連携して行いました。コミ協や地域の茶の間、老人クラブ等での啓発事業は、延べ58回実施し、820人が参加しました。コロナ禍で地域での活動の自粛や中止もありましたが、その間エフエム新津やコミ協などの関係会議で、フレイル予防についての周知を図り、その後の活動につなげました。コミ協など地域と協働で開催したことで、運動の取組を継続する団体が56団体から58団体になりました。今後も心身機能を維持し、健康寿命延伸につながるよう、それぞれの地域での活動の定着に向け、取組を継続します。アキハで認知症サポートネットは、認知症高齢者と支える家族に優しい秋葉区を目指し、認知症についての知識の普及啓発に加え、区民や地域団体等とネットワークづくりを進めたものです。区民向けの認知症講演会については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インターネット配信という形に変更し、46人の方に視聴していただきました。地域でのネットワークづくりについては、地域包括支援センターや警察、民生・児童委員等と情報共有の場を設け、課題や対策について意見交換する機会を持ちました。次の区政振興費は、緊急的に必要となった新津健康センター浴室熱交換器更新工事などに係る経費です。  次に、政策推進経費、障がい者チャレンジ支援事業は、福祉施設に通所する障がい者の方に区役所内での作業実習の場を提供するほか、公共施設や民間事業所での職場実習を行い、障がい者雇用への理解と障がい者の社会参加、自立支援、就労意欲の向上に努めました。区役所を含む協力事業所11か所で、延べ135人が実習を行いました。参加された方は、施設と違う環境で働くことで、コミュニケーション能力の育成と自立支援、仕事に対する自信につながり、就労意欲も高まったと考えています。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、新型コロナウイルス感染症対策のための消耗品の購入や新津健康センターや育ちの森の網戸取付工事を行った経費です。次の公共施設修繕事業は、新津健康センターの加圧給水ポンプユニット更新工事に係る経費です。  次に、6ページ、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進、地区保護司会補助金は、秋葉区、江南区をエリアとする新潟中蒲地区保護司会の活動への支援です。  次に、社会福祉諸経費は、消耗品など当課に係る事務費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供は、地域子育て支援センター新津育ちの森の指定管理料です。利用者は7,567人で、前年比マイナス991人、88.4%の実績でした。  次に、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、介護予防の推進は、秋葉区内で実施した生きがい対応型通所事業の運営経費です。集中改革プランの取組により、令和3年度で事業を終了し、利用者は地域の茶の間や介護保険サービスへ移行しました。  次に、高齢者の生きがいづくりの推進は、小須戸老人福祉センターの管理運営経費です。利用者は4,476人で、前年比393人、109.6%の実績でした。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営は、新津健康センターの管理運営及び改修工事に要した経費です。利用者は3万324人、前年比マイナス4,956人、86%の実績でした。新津健康センター改修工事は、子育て支援センター育ちの森を新津健康センターに移転するとともに、市民の方が安心して利用できるよう、新型コロナウイルス感染症に対応した施設に改修したものです。  続いて、歳入、7ページ、歳入の収入済額合計は1億1,809万2,593円で、予算現額に対する収入済額の割合は108.8%となっています。これは新津健康センター改修工事に係る国の交付金の充当率が当初見込みより上がったためです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、小須戸老人福祉センターの使用料です。  次に、第3目衛生使用料は、新津健康センターの使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、新津健康センターの自動販売機に係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金は、子育て支援センターの管理運営費及び新型コロナウイルス感染対策に係る国からの子ども・子育て支援交付金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した新津健康センター改修工事に係る国からの交付金です。  次に、8ページ、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、子育て支援センターの管理運営費及び新型コロナウイルス感染対策に係る県からの子ども・子育て支援交付金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料は、福祉施設の用地の貸付料などです。  次に、第24款1項1目繰越金は、新津健康センター改修工事に係る前年度からの繰越金です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、衛生費雑入は、新津健康センターにおけるコピー使用料や自動販売機の電気料実費分などです。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  新津保健センターとその中に入った新津育ちの森についてお聞きします。利用者数が7,567人ということですが、これは4月から3月までの利用者数ですか。 ◎相馬幸子 秋葉区健康福祉課長  4月から3月まで、令和3年度の利用人数です。 ◆石附幸子 委員  昨年より約960人減ったということですが、その背景をお聞きします。また、常任委員会でも議論されましたが、移転前の新津育ちの森は利用者等からかなり評価されていたため、引継ぎなど、利用者の感想等があったらお聞きしたいと思います。 ◎相馬幸子 秋葉区健康福祉課長  育ちの森が移転したのは今年4月からですので、今回説明している7,567人は、以前の育ちの森の利用者数になります。 ◆石附幸子 委員  そうすると工事による休館などによる減ということでしょうか。 ◎相馬幸子 秋葉区健康福祉課長  おっしゃるとおりです。コロナ禍による休館などもあり、人数が減っていると受け止めています。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。
                       (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で秋葉区役所の審査を終わります。  次に、南区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎藤野政夫 南区区民生活課長  令和3年度新潟市一般会計決算のうち、南区区民生活課所管分について説明します。  初めに、歳出、3ページ、支出済額の合計は103万339円です。  第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、保育園で園児を対象に実施した生ごみの減量、野菜くずの再利用に関する事業に要した経費で、令和3年度から新たに始めたものです。本市が販売している段ボールコンポストを利用し、野菜の皮など家庭から出る生ごみを使った堆肥づくりと、その堆肥を利用した野菜の栽培、収穫、この一連の作業を園児が行い、収穫した野菜を給食のメニューとして実際に食べるという内容です。この体験を通して、SDGsの一端を感じてもらえたものと思います。また、この事業を実施した保育園の園児の保護者による段ボールコンポスト購入につながったなどの成果も得ることができました。次の区役所の管理運営費は、事務用品などの消耗品やレジスターの保守点検などに要した経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費は、当課で管理する公用車1台に関する維持管理費です。  続いて、歳入、4ページ、収入済額の合計は3,370円です。  第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、市が所有するごみステーション用の土地に設置された電柱1本及び電柱支線1本に係る土地貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入は、コピー代の実費です。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  引き続き南区健康福祉課所管分について説明します。  初めに歳出、5ページ、支出済額の合計は1億4,887万1,804円で、執行率は98.1%でした。不用額の主な要因は、健康づくり推進事業において、コロナ禍により講演会を中止したことなどによる執行残と児童館の管理運営における児童館、児童センターに係る工事請負費の執行残です。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、健康づくり推進事業、健康づくりの推進は、特定健診の受診率向上を図るため、保健師による電話勧奨を758人に実施し、そのうち114人からミニドック型集団健診にお申込みいただきました。受診率は、前年度比2.33ポイント増の37.1%となる見込みです。また、健康づくり講演会と運動講座は、コロナ禍の影響で中止しましたが、食育講座と免疫力アップ講座を計9回開催し、延べ281人に参加いただきました。在宅医療の推進は、区内の在宅医療ネットワークと共同し、新潟大学大学院の猪股孝元教授による講演会を会場とオンラインを併用して開催し、合計138名に参加いただきました。心不全を切り口として、生活習慣の注意点などを分かりやすく御講義いただき、心不全は予防が大切ということが分かり、生活習慣に気をつけたい、人生の最期について考えるきっかけとなり、家族で話をしたいなどの声が聞かれました。みんなで子育てネットワークは、子育て中の保護者の仲間づくりや育児不安の軽減を図るため、地域住民から成る子育て支援リーダーをコーディネーターとして、親子で気軽に参加できる子育て広場を開催しました。令和3年度は、地域の要望を受け、新たに月潟地区で開催した2回を含め、合計32回開催し、延べ330人の参加がありました。また、コロナ禍でも安心して参加できるよう、新たに屋外での親子交流会として、サツマイモの収穫会を行い、25人に参加いただきました。いずれも、コロナ禍での貴重な外出の機会となり、孤立感や不安の解消につながったと考えています。次の区政振興費は、当課所管施設の修繕工事などを行ったものです。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、当課所管の施設に感染症対策の備品、消耗品を設置したものです。  次に、6ページ、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進は、白根高齢者能力活用センターの管理運営費で、利用者数は500人ちょうど、前年度比マイナス104人、82.8%でした。  次の社会福祉諸経費は、当課の一般事務に係る経費です。なお、戦没者追悼式は、コロナ禍により中止したため、経費の支出はありませんでした。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務経費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、区内の児童館、児童センター4施設の指定管理料です。利用者数は、4施設合計で6万8,308人、前年度比プラス21人、率としては増減なしの100%ちょうどでした。  次に、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、介護予防の推進、生きがい対応型通所事業は、高齢者の閉じ籠もり防止や介護予防を目的に、趣味・教養講座や健康体操などを実施したものです。令和3年度は、開催日数を週4日から週2日としました。1日平均の利用者数が前年度の6.3人から8.7人に増加し、運営の効率化という点で、一定程度の改善があったものと考えています。また、本事業は集中改革プランの対象事業として位置づけ、地域の茶の間への移行を目指し、事業終了に向けて調整をしてきましたが、利用者の御理解もいただき、令和3年度末で事業を終了しました。事業終了に当たっては、定期的な利用者に対して、地域包括支援センターの職員が今後の意向を聞き取りながら、丁寧に対応しました。現在、ほとんどの方が地域の茶の間に参加されていることを確認しています。  次に、高齢者の生きがいづくりの推進、老人福祉センターの運営は、区内の老人福祉センター3施設の指定管理料です。利用者数は、3施設合計で3万9,740人、前年度比マイナス745人、98.2%でした。  次に、7ページ、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営は、区内の健康センター3施設の指定管理料です。  続いて、歳入、8ページ、収入済額の合計は967万7,226円で、予算現額に対する割合は92.2%でした。収入減の主な要因は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設の臨時休館を行ったことによる使用料収入の減によるものです。  第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、白根高齢者能力活用センター、児童センター及び老人福祉センターの使用料です。  次に、第3目衛生使用料は、白根健康福祉センターの使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、当課所管施設に設置している自動販売機などに係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、9ページ、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、いずれも子ども・子育て支援交付金として、児童館、児童センターでの事業に対する国、県からの補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、当課が管理する普通財産敷地への電柱設置などに係るものです。  次に、第22款寄付金、第1項寄付金、第1目一般寄付金は、南区に所在する企業より南区の健康福祉への活用を希望された寄附を受けたものです。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、総務費雑入は、個人情報開示請求などに伴うコピー代など、次の民生費雑入は、児童及び老人福祉施設の公衆電話使用料及び老人福祉センター白寿荘の一部をシルバー人材センターに貸し付けていることに伴う光熱水費の実費分、次の衛生費雑入は、白根健康福祉センターの公衆電話使用料です。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  児童館について、利用者数が4か所合計で約6万8,000人ということですが、年齢別の利用者数は分かりますか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  全ての数字を持っていませんが、傾向ということで、令和3年度、四半期の数字で、幼児が712人、小学生が1,968人、中学生が91人、高校生が39人、大人の方も来られますので、大人の方を含めると649人です。小学生が3,500人のうち2,000人弱を占めていますので、やはり小学生が多いと考えています。 ◆石附幸子 委員  幼児や小学校低学年の子は行く場所があるが、高学年から中高生の子供たちが行く場所がないので、小学生の年代ごとの人数を教えていただけますか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  やはり低学年が多く、1年生が600人ちょうど、2年生が519人、3年生が289人、4年生が323人、5年生が136人、6年生が101人となっています。 ◆石附幸子 委員  高学年や中高生が行っているという実態がありました。  次に、白根高齢者能力活用センターについて、高齢者施設に関しては幾つか名称があったりするので言葉の問題かもしれませんが、ほかの区では聞きません。どういう位置づけ、役割か教えてください。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  白根高齢者能力活用センターは、要介護状態になることを予防するための事業、高齢者の健康増進のための事業、介護予防の普及を図るための事業などを目的に設置したものです。 ◆石附幸子 委員  能力活用とあるので、もう少し別なことかと思いましたが、そうではないのですね。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  なぜこのような名前になったか、知識不足で存じ上げていませんが、目的は介護の予防ということになると思います。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で南区役所の審査を終わります。  次に、西区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎治田真美 西区区民生活課長  令和3年度新潟市一般会計決算の西区区民生活課所管分について、歳出から説明します。  1ページ、歳出の決算額合計は151万6,395円で、執行率は79.5%でした。  次に、3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、きれいなまちづくりサポート事業の西区一斉クリーンデーは、ごみのないきれいなまちづくりを推進するため、区内一斉清掃を実施し、4,015人の参加がありました。地域の連帯感を深め、環境美化意識の向上につながったものと考えています。河川美化啓発ポスターコンクールは、未来を担う子供たちの環境保全への関心と意識を育むことを目的として、西蒲区と共催で開催しました。ポスターコンクールでは、西区内の小学校から107点の応募があり、優秀作品は区長賞として表彰しました。子どもエコ教室は、科学実験を通じて、環境について楽しく学べるものですが、新型コロナウイルスの影響により中止としました。  次の区役所の管理運営は、窓口に設置しているレジスター及び自動釣銭機の保守業務委託等の経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、野鳥などを保護する際に必要な消耗品等の経費です。  次の環境対策諸経費は、西川を創る会への負担金です。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費、公衆トイレの維持管理は、JR新潟大学前駅の前に設置してある公衆トイレの維持管理費です。  続いて、歳入、4ページ、歳入の決算額の合計は210円で、これはコピー代など実費収入です。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  西区健康福祉課所管分について説明します。  初めに、資料に1点誤りがあります。8ページ、歳入の第26款市債、第1項市債、第3目衛生費とありますが、衛生債の誤りです。訂正しておわび申し上げます。  それでは、歳出から説明します。5ページ、西区健康福祉課の歳出の支出済額合計は1億2,720万5,515円で、執行率は90.1%です。不用額の主な要因は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、老人憩の家、老人福祉センターなどの施設を休館としたことによる運営費の減少、また黒埼健康センターの下水道接続工事の内容が一部変更となり、全体の工事費が下がったことなどによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、支え合いのまちづくり支援事業、支え合いのしくみづくり啓発事業は、社会福祉法人の職員を対象に研修会を開催し、様々な主体が共同で支え合い活動に取り組むきっかけづくりを行いました。そして、オンラインを活用したつながりづくりのモデル事業を募集し、4団体が実施しました。高齢者孤立防止訪問事業は、75歳以上で独り暮らしになった方185人に訪問等を行い、孤立や鬱に該当した12名の方に支援を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の予防接種の勧奨と感染対策の周知を図りました。小・中学生認知症サポーター養成事業として、次世代を担う小・中学生に、認知症の人と接する知識を身につけてもらうことを目的に、小学校10校、中学校2校、合わせて12講座を実施しました。高齢者権利擁護推進事業は、弁護士と包括相談契約を結び、区や地域包括支援センターの職員向けに、高齢者虐待や支援困難ケースなどについての法律相談を毎月1回、年12回開催しました。あわせて、弁護士による権利擁護セミナーを事業者向けと区民向けに開催しました。農福連携サポーター事業は、障がい者の農作業を支援する農福連携サポーターを農場へ派遣し、農作業の知識や技術を高めるとともに、自立や継続的な就農を促進しました。サポーターの派遣回数は140回、延べ709人、派遣時間数は258時間です。次の西区健活チャレンジ事業は、健康づくりと介護予防のために、区民の身近な会場で健康づくりの講座、誰でもどこでも健康教室や高齢者が体操を自主的に継続するための講座などを実施したほか、食生活改善推進委員と運動普及推進委員を対象に、地域の健康リーダーとして活躍できる人材の育成を行いました。事業全体として、合わせて49回の教室や講習会に、延べ419人の参加があり、健康づくりだけでなく、コロナ禍における地域の交流の場としても活用していただけたものと考えています。次の西区子育て応援事業は、子育てサポートプログラムとして、子供の各世代に対応した講座プレママ・プレパパ教室、BPプログラム、NPプログラム、CSPオンライン講座の4つの講座を合わせて20回期、66回開催し、167組の参加がありました。受講者の満足度も高く、コロナ禍での育児上の孤独感や不安の解消、親同士の仲間づくりにも効果があったものと考えています。また、子育て情報をLINEアプリにより配信するにしっこはぐくみLINKを通じて、妊娠周期や月齢に合わせた情報と講座や健診情報を配信しました。年度末での累計登録者数は4,719人で、アンケート結果では、登録者の約92%の方が登録してよかったと回答しており、妊娠期、乳児期の支援に効果的であったと考えています。次の西区NEWスタイルウオーキングは、健康福祉課がDVD、まずは学ぼうNEWスタイルウオーキングの制作と貸出しを行い、建設課がウオーキングコースである遊歩道の整備と距離標の設置、地域課が整備した遊歩道を会場にウオーキングイベントを開催しました。コロナ禍でも安心してウオーキングができる環境を整えることができたと考えています。  次の区政振興費は、区政振興費(緊急対応分)として、老人憩の家や黒埼健康センターの施設修繕工事を実施しました。  次に、区役所の管理運営、感染症対策設備整備事業は、坂井輪、西、黒埼の各健康センターに、新型コロナウイルス感染症対策用品として、検温機能付消毒ディスペンサーなどを設置しました。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、西区ふれあい・あきまつりの開催経費ですが、令和3年度は新型コロナウイルス感染拡大により中止しました。  次に、第3款民生費、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、当課の事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、坂井輪児童館の管理運営費です。坂井輪児童館の利用人数は3,805人、前年度比マイナス8人、99.8%の実績でした。  次に、6ページ、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費、高齢者の生きがいづくりの推進、講座や講演会等の開催は、老人憩の家で行った民謡教室の開催経費です。この事業は、集中改革の見直しにより、段階的に自主活動に移行する旨を御理解いただき、令和3年度で終了しています。  次に、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進、老人憩の家の運営は、区内10か所の老人憩の家の管理運営費です。次の老人福祉センターの運営は、老人福祉センター黒埼荘の管理運営費です。老人憩の家の利用人数は、10か所合計6万284人で、前年比プラス1,329人、102%の実績、老人福祉センター黒埼荘の利用人数は6万259人で、前年度比プラス4,512人、108%の実績でした。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営、地域保健福祉センター運営費は、坂井輪、西、黒埼の各地域保健福祉センターの管理運営費、黒埼健康センター下水道接続工事は、黒埼健康センターの下水道接続工事費です。  続いて、歳入、7ページ、歳入の収入済額合計は1,092万8,191円で、予算現額に対する収入済額の割合は50.7%となりました。減少の主な要因は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、老人福祉センター黒埼荘などの施設を臨時休館としたことによる使用料収入の減少、また区づくり事業のNEWスタイルウオーキングが地方創生臨時交付金の対象外となったこと、さらに黒埼健康センター下水道接続工事の工事費が下がり、市債も減額となったことなどによるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、老人福祉使用料は、老人福祉センター黒埼荘の施設利用に係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金は、坂井輪児童館で実施した子育て支援の取組に対する国からの補助金、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金は、県からの補助金です。  次に、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、当初西区NEWスタイルウオーキングに係る経費に交付金を充当する予定でしたが、財務課の調整により交付金の対象外となったものです。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料は、デイサービスセンター黒埼の里への土地の貸付けによるもの、次の建物貸付料は老人福祉センター黒埼荘へ自動販売機設置のために、建物の一部を貸し付けたことなどによるものです。  次に、8ページ、第25款諸収入、第5項3目雑入、総務費雑入はコピー代の実費分、民生費雑入は財産貸付けによる自動販売機設置に伴う電気料の実費分などです。  次に、第26款1項市債、第3目衛生債、地域保健福祉センター整備事業債は、黒埼健康センター下水道接続工事費に充当するものです。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑ありませんか。 ◆石附幸子 委員  高齢者権利擁護推進事業について、毎月行っていると思いますが、何件ぐらいで、主にどのような相談が多いか教えてください。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  この事業では、高齢者本人や家族などではなく、主に職員や包括支援センターの職員が、支援困難ケースにどのように対応したらよいか、弁護士に相談しています。相談は毎月行っており、令和3年度中の相談件数は25件でした。 ◆石附幸子 委員  次に、にしっこはぐくみLINKについて伺います。北区ではきたっこきずなメールの登録者数が、母子手帳交付数369件に対して319人から始まったということです。この事業は3年度目になり、今すごく登録人数が多いですが、初めはやはり出生数と同じぐらいの数から始まったのでしょうか。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  にしっこはぐくみLINKの登録者数は累計で申し上げましたが、令和3年度の新規登録者は1,199人となります。このにしっこはぐくみLINKは令和元年7月から始めており、初年度の人数は今手持ちがありませんが、恐らくその半分くらいではなかったかと想像します。 ◆石附幸子 委員  では、出生数と同じぐらいから始まって、年度を重ねていくということですね。もう一点、坂井輪児童館の利用者数が約3,800人と多いですが、年代別でどのようになっているか、分かったら教えてください。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  施設自体が小型ですので、乳幼児の親子の利用がメインとなっており、乳幼児が1,728人、小学生が561人、大人が1,516人です。 ◆石附幸子 委員  小学生も主に低学年でしょうか。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  はい、そのとおりです。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で西区役所の審査を終わります。  次に、西蒲区役所の審査を行います。順次説明をお願いします。 ◎石崎和子 西蒲区区民生活課長  令和3年度新潟市一般会計決算のうち、西蒲区区民生活課所管分について説明します。  1ページ、当課所管の歳入はなく、歳出のみとなっています。支出済額の合計は149万1,592円です。不用額の主なものは、西蒲区こども環境プロジェクトの需用費や地域一斉清掃とごみ回収費用が当初の見込みを下回ったことによるものです。  3ページ、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、西蒲区こども環境プロジェクトは、小学生を対象とした3事業を実施しました。エコ実験パフォーマンス事業は、75人の参加があり、西蒲環境保全意識向上事業は、2校の参加がありました。西区と共催で実施した河川美化啓発ポスターコンクールは、西蒲区内7校から114点の応募がありました。これらの事業により、子供たちから自然環境の大切さや保全について関心を持ってもらい、西蒲区の豊かな自然環境を未来へ大切に残していくという意識を育みました。次の区政振興費は、新五百円貨幣に対応するためのレジスターの改修作業費用です。  次に、区役所の管理運営は、自動釣銭機つきレジスターの保守点検委託料です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、鳥獣の保護などで使用する消耗品等の経費です。  次に、環境対策諸経費は、公用車の維持管理経費や事務管理費などです。  次に、第2項清掃費、第1目清掃総務費は、地域の環境保全や美化の推進を図るために、巻、岩室、潟東、中之口の4地区で実施された一斉清掃などに要した経費です。参加者数は記載のとおりです。 ◎渡邉剛 西蒲区健康福祉課長  西蒲区健康福祉課に係る令和3年度決算について説明します。  4ページ、歳出の決算額の合計は2億209万3,375円で、執行率は96.8%です。不用額の主なものとしては、特色ある区づくり事業のうち、一部の事業を新型コロナウイルス感染症拡大防止のために自粛または中止したことや、地域保健福祉センターの草取り作業を特別支援学校の生徒から体験活動としてボランティアで行っていただいたことなどにより、見込んでいた役務費の支出が抑えられたことなどによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、にしかん健康プロジェクト〜はじめの一歩続ける一歩〜は、3年目の事業です。健康寿命の延伸を目指して、子供からお年寄りまで、西蒲区民自ら健康づくりに取り組めるよう、ウオーキングの普及などに取り組みました。具体的には、ウオーキング手帳を2,000部作成して、区内各所に設置、配布しました。このウオーキング手帳は、3か月間の歩行数記録を記入し、提出していただくものですが、176人の方から提出がありました。参加した方からは、よく眠れるようになったとか、飲酒習慣が改善したとか、今後も継続したいといったような声が聞かれ、提出者への個別のコメント入りの結果を返却したことが好評でした。また、令和3年度には安全教室での骨密度測定と相談会を新規に実施したほか、にしかんやさいのレシピなどのリーフレットを利用して、健康づくりについて普及に努めました。西蒲区は、脳血管疾患の標準化死亡率が全国平均よりも高い水準にあることから、引き続き塩分の多い食生活、食習慣の改善と運動習慣の定着に向けて取り組んでいきます。次のふれあい、支え合う子育て支援事業は、2年目の事業で、西蒲区で子供を産み育ててよかったと実感していただくために、NPプログラムや子育て体験教室、思春期健康教室などを継続実施したものです。NPプログラムでは、母親の孤立防止、子育て能力向上を支援するために、6回講座を開催し、7人の参加がありました。ファシリテーターの進行により、子育てに対して同じように悩んでいる母親たちと情報交換することで、自分に合った子育てでいいのだと理解していただくとともに、親同士のネットワークが広がりました。いのちの誕生は、新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、保健師による講義中心の内容として、小学校3校で実施しました。また、思春期健康教室は、思春期相談員による思春期の心と体の変化についてという講話を小学校9校、中学校4校で実施しました。アンケートでは、自身や周りの命を大切にすることについて、8割以上の児童や生徒が理解できたと回答し、命の大切さを考えるよい機会となったようです。次の地域いきいきながいきサポートは、1年目の事業で、理学療法士などの専門職を地域の茶の間に派遣して、介護予防を図るなどの事業です。99回の派遣で、延べ1,398人の方に転倒予防のお話やミュージックセラピーなどを行い、介護予防に対する意識を深めていただきました。  次に、区政振興費は、緊急対応分として、当課で管理している車両の修繕や老朽化により交換が必要となった老人憩の家の浴槽ろ過タンクの入替えを行いました。  次に、区役所の管理運営、公共施設感染症対策事業は、岩室地域児童館、老人憩の家、老人福祉センター、保健福祉センターなどにサーキュレーターや空気清浄機を配置したほか、手洗い器の自動水栓への取替え工事を実施し、感染症予防に取り組みました。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、地域保健福祉活動の推進は、新潟西蒲・南地区保護司会への補助金、地域福祉の拠点となっている西川社会福祉センター及び巻ふれあい福祉センターの管理運営費です。  次に、社会福祉諸経費は、消耗品やコピー代などの事務費です。  次に、5ページ、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費は、児童福祉業務に係る事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備は、岩室地域児童館に係る管理運営費及び旧中之口東ひまわりクラブの解体に要した経費です。岩室児童館の令和3年度の利用者数は記載のとおり1万13人で、前年度に比べて2,216人増加しています。  次に、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費、自立した生活への支援は、高齢者の在宅生活を支援するための福祉バス運行事業に要した経費です。
     次に、高齢者の生きがいづくりの推進は、高齢者生きがいルームなどの管理運営に係る経費、高齢者生きがいルーム寿楽の解体経費です。  次に、第3目老人福祉施設費、介護予防の推進は、区内の2地区2か所で実施し、延べ3,670人の方から利用いただいた生きがい対応型通所事業の運営費です。  次に、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人憩の家1か所と老人福祉センター4か所の管理運営費です。老人憩の家の利用者は4,005人で、前年比521人の減となりました。老人福祉センター4か所は、合計で6万7,161人の利用となっており、前年比227人の増加となっています。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携は、健康診断や母子保健指導の拠点である地域保健福祉センター1か所と健康センター2か所の管理運営に係る経費です。  続いて、歳入、6ページ、歳入の決算額合計は5,143万5,593円で、予算現額に対する収入済額の割合は93.2%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、社会福祉使用料は、潟東ゆう学館の入浴や貸し部屋の使用料、巻ふれあい福祉センターの施設利用に係る使用料です。  次に、老人福祉使用料は、老人福祉センター4施設、中之口高齢者支援センターの施設利用に係る使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、巻ふれあい福祉センターの土地建物使用料などによるものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、次の第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、岩室地域児童館の管理運営に係る子ども・子育て支援交付金です。  次に、7ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、社会福祉法人まき福祉会の白寿荘に係る駐車場などの土地貸付料と老人デイサービスセンター潟東内にある介護支援センター、旧鎧郷ひまわりクラブに係る建物貸付料です。  次に、第24款1項1目繰越金は、旧中之口東ひまわりクラブ解体事業と高齢者生きがいルーム寿楽解体工事に係る前年度からの繰越金です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、民生費雑入は、巻ふれあい福祉センターの、衛生費雑入は、地域保健福祉センター内のデイサービスセンターなどの光熱水費の実費分です。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  地域いきいきながいきサポートについて、岩室リハビリテーション病院には理学療法士もいらっしゃるし、そういう地域性があると思っています。159万円余を使って99回と、かなりの回数で参加者も多く、先ほど効果をおっしゃっていましたが、どのように捉えていますか。 ◎渡邉剛 西蒲区健康福祉課長  こちらは、地域の茶の間に派遣しており、単に集まって茶飲み話をするというのも介護予防には非常にいいと思いますが、利用された方は、地域の茶の間に専門職の方が来ていろいろ専門的な見地からの通常聞けないようなお話も聞けるということで、行って非常によかったと皆さんおっしゃっています。それでまた、継続して参加いただくことになりますので、非常に効果的な事業であると捉えています。専門職の方も通常の仕事とは別にこういった形で派遣されて、逆に利用者の生の声を聞くことができる機会でもあるので、お互いに双方向のいい効果が出ているのではないかと思っています。 ◆石附幸子 委員  約160万円は講師派遣料でしょうか。 ◎渡邉剛 西蒲区健康福祉課長  主にはそのような経費になっています。 ◆石附幸子 委員  岩室地域児童館の利用者数が約1万人で、昨年度から2割増ということですが、2割増の背景と年齢層を教えてください。 ◎渡邉剛 西蒲区健康福祉課長  増加の要因は、令和2年度はコロナ禍の影響もあり利用を控えていた方が、徐々に戻ってこられていることもありますし、もちろん指定管理者側の努力によって、子供たちがより利用しやすい内容にしていただいていると思っています。利用者の構成は、幼児が1,566名、小学生が4,548名、中学生が1,878名、高校生が706名、大人は幼児の保護者も含んで1,248名、またボランティアの方が67名で、合計1万13名です。特徴としては、小学校低学年等の利用ももちろん多いですが、高校生や割と高年齢の方がたくさん利用しています。中学生、高校生の皆さんは、小さい頃からずっと利用してなれ親しんでいる場所であり、一つの居場所と思っていただいているのではないかと思っています。 ○飯塚孝子 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○飯塚孝子 分科会委員長  以上で西蒲区役所の審査を終わります。  以上で区役所の審査を終わります。以上で本日の日程を終了し、決算特別委員会第3分科会を閉会します。(午後2:51)...